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色  数 カード印刷する際の使用する色の数。
表面と裏面に同一色を使用する場合でも別々の色数となります。
印刷方法 印刷はオフセット印刷又は、シルク印刷でおこないます。
現在では、オフセット印刷でおこなうことが多くなっております。
金色や銀色などで、より金色らしさ銀色らしさを求める場合などにシルク印刷を用いることが多いようです。
シルク印刷は刷版および印刷代がオフセット印刷にくらべ割高です。

カードの材質

・PVC(塩化ビニール製)カードは最も広く利用されております。さまざまな加工が可能で、耐久性に優れています。
・PET-G(非塩ビ/非結晶性ポリエステル樹脂)カードを燃やしてもダイオキシンの発生が少なく、近年PVCカードの代替え素材として広まりつつあります。PVCカードに比べてやや割高で耐久性が劣ります。
・PETカードはテレホンカードやオレンジカードに代表される薄い素材です。熱や湿気などに強く機械特性が高い。
・他に紙カード/黒板カード/ヘアーラインカードなどがあります。

サインパネル カード上にお名前などを筆記出来るように加工。
パネルには、シルク印刷によるパネルと箔押しによるパネルがあります。
小ロットカードでは箔押しによるパネルのほうが安価です。又、箔押しパネルはシルク印刷パネルに比較して吸水性の点で優れております。
磁気テープ カード上に設けられた磁気記録可能な磁気ストライプです。
ストライプの位置・幅・磁力によってJISⅠ型/JISⅡ型に分けられます。
国内ではJISⅡ型が大半で使用されております。
磁気テープの色 10年程前までは、さまざまな色の磁気テープがつかわれておりましたが、今日では黒色・金色・銀色の磁気テープ以外は、よほどの大量の特注品を除いてテープメーカーで製造していない。

■後加工

印字加工 カード専用のプリンターでカード表面に印字加工をおこないます。
エンボス加工のように文字の限定は少なく、通常のパソコンに収容されている文字や書体(フォント)で印字ができます。
文字の色は原則、黒色になります。
エンコード加工 磁気テープや磁気可能な部分に磁気情報を書き込む加工で、エンボスや印字加工と同時に行います。
エンボス加工

PVCカードやPET-Gカードに凸加工(エンボス)し凸部分に色付け(ティッピング)を行います。
エンボスは凸型の活字と凹型の活字でカードの両面から強く打刻するようにはさみ加工を行います。
活字には、数字・アルファベット・カナの各文字と特殊文字(ハイフン・ピリオド・カッコ・スラッシュなど)があります。
数字とアルファベットには、大きい文字(7B)と小さい文字(エリート)があります。

写真加工 印字加工と同様に、カード専用のプリンターでカード表面に写真他カードデザインをカラーでプリント加工を行います。主に、IDカード(学生証/社員証/会員証など)に用いられております。